あした晴れるかな@ブリスベン


2010年7月生まれのベビーとの日常・育児生活を更新中。グルメ、写真、旅行が好き☆
by sunnybank
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オーストラリアの妊婦検診

これからオーストラリアで妊娠・出産を考えている方の参考のため、今日は、「OZの妊婦検診」について書いてみたいと思います。

オーストラリアにはpublic hospitalとprivate hospitalの2種類の病院があって、医療制度も日本とかなり違うので、外国人には分かりづらいデス。基本的には、民間の医療保険の「hospital cover」に加入していない場合、public hospitalでの出産になることが多いかと思います。(他にも、birth centreや自宅での出産というオプションもありますが。)私の場合は、public hospitalでのパターンです。

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*初診までの流れ
まず、市販の検査薬などで妊娠が発覚した場合、GP(General Practitioner)という一般開業医の診察を受けます。(この時点で確認のための血液検査を受けることが多いようです。)次に、どこの病院で出産するかという選択ですが、publicの場合、住んでいる場所によって紹介してもらえる病院が決まってしまうので、あまり選択の余地はありません。GPに病院の紹介状を書いてもらい、病院からの初診の連絡を待ちます。私の場合、妊娠6週目でGPに行きましたが、予約が混み合っているとの理由で病院での初診は16週目(待機期間:2カ月)でした。

*超音波検診の回数
日本では産婦人科の検診の度に超音波検査があるところが多いようですが、オーストラリアでは妊娠期間を通じて超音波検査は「2回+必要に応じて」というパターンが多いそうです。

1)初期:Nuchal Translucency untrasound(染色体異常スクリーニング検査) (11週~13週)
Nuchal Translucency(後頚部浮腫像)は一般的には「NT検査」と称され、妊娠初期に超音波により胎児の後頚部の浮腫の厚みを計測することによって、ダウン症などの染色体異常(トリソミー13、18、21)の確率を推測するスクリーニング検査です。NT検査は、母体血清マーカー(PAPP-A、Freeβ-hCG)を計測する血液検査とセットで行われることが多く、これらの検査結果と年齢的リスク(background risk)などを加味して、総合的なリスク度合いが提示されます。一般的には浮腫の厚みが4mm以上で、血液検査等の結果により総合的なリスクが高いと判断されると、invasive testと呼ばれる精密検査(確定診断のための検査)を勧められるケースが多いようです。精密検査には、繊毛検査(Chorionic Villus Sampling:CVS)や羊水検査(Amniocentesis)があり、絨毛検査は11~13週目、羊水検査は15~20週目に行われるようです。

私はNT検査(超音波)と血液検査を、妊娠13週目に受けましたが、絨毛検査、羊水検査は受けませんでした。高齢的リスクは高かったのですが(35歳以上)その他のリスク値が平均値以下だったのと、医師からの説明で絨毛検査や羊水検査によって流産のリスクが高まる(200件に1件程度)と聞き、精密検査は受けないことにしました。

1回目の超音波検査では、児頭臀長(Crown-rump length: CRL)計測や心拍数の確認、羊水量の確認なども行われました。検査時間は、お腹の上から超音波を当てる経腹超音波と経膣超音波の2種類で合計30分位でした。

2)中期:Diagnostic Morphology ultrasound(胎児形態異常スクリーニング検査) (18週~20週
この時期になると、胎児の外表と内臓の大部分が出来上がってくるので、頭部、顔面、胸部、腹部、脊柱、臀部、四肢のチェックが行われ、所見がカルテに記入されます。また、BPD(児頭大横径:頭の横幅)、OFD(児頭前後径)、HC(児頭周囲長)、AC(躯幹周囲長)、FL(大腿骨長)、Tibia L(脛骨長)、Fibula L(麟骨長)、HL(上腕骨長)、TCD(心臓横径)などの計測が行われます。

私は2回目の超音波検査を19週目に受けました。この検査でlemonちゃんに先天的な疾患が見つかったので、追加の超音波をあと2回(26週、30週)受ける予定です。

*定期健診
私の病院では、「GP Shared Care(定期検診や検査の手続きは地元のGPで行い、数回のみ病院通院)」「Hospital Team Midwife Care(病院の助産婦による定期健診+数回の産科医の検診)」「Tertiary Hospital Care(毎回、産科医もしくは産科チームの検診を受ける*既往症など特別な理由がある場合のみ)」の3種類のケア・システムがあり、私は「Hospital Team Midwife Care」を選択しました。

このパターンでは、初診~30週位までは4週間に1回の検診、30週目以降は2週間に1回の検診があります。Midwifeと呼ばれる助産婦による検診が中心で、産科医による検診は数回程度です。初回の検診の際に、身長・体重測定、尿検査、血液検査、血圧測定、心臓ドップラー、子宮底長測定、問診が行われました。2回目以降は、基本的に血圧測定、心臓ドップラー、子宮底長測定、問診のみで、日本のように毎回、尿検査や超音波、内診、体重測定が行われることはありません。(オーストラリアでは体重管理について厳しい指導を受けることはあまりないようです。)

その他、28週と36週頃に血液検査があります。28週の検査は、Glucose Challenge Testと呼ばれる、妊娠糖尿病(Gestational diabetes)の検査も兼ねているようです。

*病院・検査の費用
Public hospitalでの定期検査は基本的に毎回無料です。16週前の段階でGPに通っていた頃は、毎回60ドル程度の支払いで、うち30ドル程度がMedicareによってカバーされました。

2回の超音波検査は、地元のRadiologistのクリニックで受けたので有料でした。(publicの病院で受けると、超音波検査も無料なのかしら?)

超音波検査 1回目:
クリニックへの支払額: 345ドル
Medicareからの払戻額: 98ドル
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実費: 247ドル

超音波検査 2回目:
クリニックへの支払額: 373ドル
Medicareからの払戻額: 124ドル
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実費: 249ドル

ちなみにこのクリニックには、2Dの他、3Dと4Dのエコー画像が見れる最新式の設備があり、毎回超音波の映像をCD-ROMに保存してくれるというサービスがありました。
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詳しく書いていたら、ちょっと(かなり?)長くなってしまいましたが、どなたかの参考になれば幸いです。慣れない海外でのお産は不安がつきものですものね~。
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by sunnybank | 2010-04-08 16:09 | 妊娠・出産
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